177 :スカッとする修羅場まとめ 2007/08/20(月) 22:22:14 ID:1KxiKfyp
普段はほんとにどーしようもないロクデナシだった亡き父の、たった一つの武勇伝。
当時、自分ちは貧乏のどん底。父親の実家に帰省するのだって、
家に車なんてないから電車だよ。しかも鈍行。
昼間は混むからって理由で夜行だし。
ある年の夏休み、例年のごとく帰省した帰りの電車内。
ものすごい酔っ払いが、誰に絡む訳でもないけど叫んでたんだよ。
迷惑この上ない。叫んでるだけって言っても、尋常じゃない雰囲気だから、
車内はシーンとして、みんな怯えてるのが子供心にも分かった。
そしたらうちのロクデナシ親父が立ち上がって、
その酔っ払いにツカツカ近づいていったのよ。
「何するんだ!?」って思ったよ。
でも親父、何もしねえの。
ただ近寄っただけ。
酔っ払い、最初はあくぇsrdtygふjkだったけど、
ただ真顔で近づいてくるオッサンが気味悪かったのか、
段々後ずさりしだした。
近づく親父。退く酔っ払い。
酔っ払いがドアを背にした瞬間、ドアが開いた。
酔っ払い、自分で転ぶようにして車外へ。
少しの沈黙の後、ドアはそのまま閉まり、出発。
酔っ払いが降りた駅は、周辺人家もまばらなクソ田舎。
無人駅で、駅前にタクシーの待合所もないようなとこで、
その電車は最終だった。
当時、自分ちは貧乏のどん底。父親の実家に帰省するのだって、
家に車なんてないから電車だよ。しかも鈍行。
昼間は混むからって理由で夜行だし。
ある年の夏休み、例年のごとく帰省した帰りの電車内。
ものすごい酔っ払いが、誰に絡む訳でもないけど叫んでたんだよ。
迷惑この上ない。叫んでるだけって言っても、尋常じゃない雰囲気だから、
車内はシーンとして、みんな怯えてるのが子供心にも分かった。
そしたらうちのロクデナシ親父が立ち上がって、
その酔っ払いにツカツカ近づいていったのよ。
「何するんだ!?」って思ったよ。
でも親父、何もしねえの。
ただ近寄っただけ。
酔っ払い、最初はあくぇsrdtygふjkだったけど、
ただ真顔で近づいてくるオッサンが気味悪かったのか、
段々後ずさりしだした。
近づく親父。退く酔っ払い。
酔っ払いがドアを背にした瞬間、ドアが開いた。
酔っ払い、自分で転ぶようにして車外へ。
少しの沈黙の後、ドアはそのまま閉まり、出発。
酔っ払いが降りた駅は、周辺人家もまばらなクソ田舎。
無人駅で、駅前にタクシーの待合所もないようなとこで、
その電車は最終だった。