289 :スカッとする修羅場まとめ 2017/02/19(日) 15:00:49 ID:LqR
学生時代にバイトしていた店は繁忙期で200万ちょっとの売り上げがあった。
ちょうどその繁忙期にパートのおばさんとフリーターのお姉さん、私の3人で閉店作業をしていた。
売上金は翌日回収という形だったので3人でお金を数えて内訳書いているときに
おばさんが「このお金持って逃げたいわ」と言い出した。
お姉さん「どうですかねーw」
私「200万ごときで人生を棒に振りたくはないですw」
お姉さん「それもそうかw」なんて笑いながら作業を終えて帰宅した。
この手の話題は結構口にする冗談なのでそのときはさほど気にしなかった。

それから1か月近くが経ってそのおばさんから「100万ほど金を貸してほしい」と頼まれた。
当然断る。バイト代を小遣いにしている学生にそんな金があるわけない。
私「貸せるようなお金はありませんよ」
おばさん「200万もの大金を『ごとき』呼ばわりできるんだからそれ以上の貯金があるってことでしょ?」
私「自分の人生と秤にかけての話です。お金はありません」とそんな話をして逃げた。
その後しばらく付きまとわれたけど私の就活&就職で徐々にシフト減らして退職したので実害はなかった。

今日その職場に顔を出したら前述のお姉さんがまだいて、その後あのおばさんがクビになったことを聞いた。
全額ではないが、売上金を持ち逃げしようとしたそうだ。
お姉さんはあの話をしているときのおばさんが思いつめた表情をしていたので印象に残っていたそう。
私が「人生を棒に~」という話をしたときも笑いもせずにいたそうで。
そんなこと全然気づかなかった。