806 :スカッとする修羅場まとめ 2012/05/09(水) 22:37:17
高校1年の6月に関西から信越地方に親父の転勤で引っ越した
折角、中高一貫の進学校にいたのにいやいやながら転校した
急な転校の為、上位校は受け入れてくれず住居の近くの高校に転校になった
高校では俺の速い関西弁は怒っているように思われ、少し距離を置かれていた
クラス委員長のAがやたら、生活指導するように絡んできたので面白くいなしていた
ある日、レベルが低く授業に面白みがなかった俺にAは

「授業は真面目に聞いてノート取らないと駄目です
 頭悪いのにノートも取らないと落ちこぼれるよ、赤点取ると補習だよ」

「可愛い顔してんのに、言う事キツイな、ガミガミ言うと鬼嫁みたいになって
 貰い手無くなるぞ、すましてたら、ええとこのお嬢さんみたいに見えるのにおしいな」

正直、すでに前の学校で履修済みで興味がなかったんだよね
その時クラスの連中が大笑いしてくれたので、溶け込めるようになっていた
Aとその取り巻きからは俺は転校してきた落ちこぼれと認識されてしまっていた
定期テストがあり、各科目ごとに上位50位の張り出しがあり全科目で1位を取ったら
馬鹿な奴だけど頭がいいと評価に変わり、上手くクラスに溶け込んでいった
Aとは彼女自身の頭の回転の良さで関西風のボケ突込みができるようになっていた
転校した高校は、旧制女子高の伝統で女子が優秀で男子が肩身の狭い学校だった
テスト前にはクラスの男子でみんな集まり、テスト範囲の徹底勉強会してうちのクラスの男子だけ平均点が
かなり上がって、唯一男子の方が成績のいいクラスになって
馬鹿騒ぎするけど男子が優秀な3組と呼ばれるようになった
面白くないのが女子のクラス委員のAで男子のクラス委員でなく俺に愚痴を言うようになってきた
次のテスト前の勉強会に女子も入れてほしいって言ってきたので、ノリで

「お前が、彼女になってくれたら入れたるわ」
 って笑いながら言ったら ちょっと考えて、思いっきり笑顔で
「はいはい何でもするから分かったから、冗談じゃなくクラス全体を考えて」
 ま、軽いノリで返したんだなと思って女子も一緒に放課後、勉強会とテスト山掛けの予想もした